開催概要
第15回日本病理学会カンファレンス
テーマ
「腫瘍の源流をみてみたい」
代表者
第15回日本病理学会カンファレンス
世話人森井 英一(大阪大学大学院医学系研究科 病態病理学・病理診断科)
会期
平成30年8月3日(金)・4日(土)
会場
名鉄犬山ホテル(名鉄犬山遊園駅から徒歩8分)
〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券107-1
TEL:0568-61-2211
本会の目的と意義
本会は日本病理学会会員、特に若手会員が、臨床家から先端生命科学までの研究者と、十分な討議と交流を行う場を提供するために、開催しています。開催テーマは、原則として診断病理に偏らず、少なくない病理学会員が従事している学術研究に関するものとし、基礎から臨床を縦断するようなテーマを掲げて開催し、多数の会員が数年に1度は参加意欲を抱けるようなプログラム選定を目指しています。より多くの若手病理医の参加を通して、新たな研究分野の開拓や研究水準の向上に寄与できることを期待しています。
開催計画の概略
招請講演
8月3日(金)カンファレンス1日目
- 「変遷する腫瘍の源」
- 森井英一/大阪大学医学系研究科 病態病理学・病理診断科
- 「長寿・がん化耐性齧歯類ハダカデバネズミ」
- 三浦恭子/熊本大学 熊本大学生命科学研究部 老化・健康長寿学分野
- 「腫瘍幹細胞が潜むニッチと低酸素ストレス」
- 池田栄二/山口大学医学系研究科 病理形態学講座
- 「細胞競合によるがん制御の分子基盤」
- 井垣達吏/京都大学生命科学研究科システム機能学分野
- 「オルガノイドが切り拓くヒト疾患生物学」
- 佐藤俊朗/慶應義塾大学医学部 消化器内科
8月4日(土)カンファレンス2日目
- 「がん幹細胞と免疫システム 免疫系はがん幹細胞を識別できるか?」
- 鳥越俊彦/札幌医科大学医学部 病理学第一講座
- 「iPS細胞技術によるがん細胞の理解と制御」
- 山田泰広/東京大学医科学研究所先進病態モデル研究分野
- 「がんの不均一性とそれに伴うがんクローン進化」
- 谷内田真一/大阪大学医学系研究科 がんゲノム情報学
- 「幹細胞マーカーTRA-PODXL1と悪性腫瘍との関り
〜tumor development or tumor progression?〜」
- 近藤英作/新潟大学医歯学総合研究科分子細胞病理学分野
- 「バイオマテリアルとがん幹細胞」
- 田中伸哉/北海道大学大学院医学研究院腫瘍病理学教室
一般演題(ポスター発表)
共催セミナー
- 「ゲノム病理学情報を用いたディープラーニング」
- 石川俊平/東京医科歯科大学難治疾患研究所ゲノム病理学分野・東京大学医学系研究科 分子予防医学分野